「ストレッチ」もみほぐすだけでは根本的な解決にはなりません。フィットネス、健康関連の言葉で多く検索されているキーワードが「ダイエット」そして次に「骨盤矯正」です。フィットネスに興味のある方の多くが「骨盤矯正」が気になるようです。骨盤矯正に関する記事は、整骨院、整体、ストレッチなどのサイトで多く見られます。1回の施術で骨盤矯正ができたように思えますが、それはあまりに短絡的です。矯正された状態は長続きするはずはなく、何回通っても骨盤矯正を根本的に解決することはありません。持続的に骨盤矯正を保つためには、「矯正+筋肉を鍛えること」 が大切です。大腰筋と腸腰筋骨盤矯正の前に、関連の深い筋肉である大腰筋と腸腰筋について学びましょう。一般的に耳にすることのない筋肉です。しかし非常に大きな筋肉群で大切な筋肉です。これらを鍛えることにより骨盤矯正の根本的な解決方法がみつかります。大腰筋大腰筋とは:体の深層に隠れた重要な筋肉大腰筋は、日常生活やスポーツパフォーマンスにおいて非常に重要な役割を果たします。この筋肉は腰部の深層に位置し、脊柱(背骨)と下肢をつなぐ重要な橋渡しをしています。機能:なぜ大腰筋は重要なのか大腰筋の主な機能は、体幹の安定化と下肢の動きをサポートすることです。具体的には、立ち上がる、歩く、走るなどの動作を行う際に、腰椎(腰の骨)と大腿骨(太ももの骨)の間で力を伝達し、これらの動作をスムーズに行うために不可欠です。健康とパフォーマンスへの影響大腰筋が弱い、または柔軟性が不足していると、腰痛の原因になることがあります。特に長時間の座り仕事をする人にとっては、この筋肉の硬さや弱さが腰痛のリスクを高める可能性があります。また、アスリートにとっては、大腰筋の強化がパフォーマンス向上に直結することもあります。大腰筋のトレーニングとストレッチ大腰筋を鍛えるには、特定のエクササイズが有効です。例えば、レッグレイズやランジなどが大腰筋をターゲットにした運動です。ストレッチも重要で、ヒップフレクサーのストレッチは大腰筋の柔軟性を高めるのに役立ちます。日常生活での注意点日常生活で大腰筋の健康を保つためには、長時間同じ姿勢を避け、定期的に立ち上がって体を動かすことが推奨されます。また、適切な姿勢を保つことも、この筋肉にかかる負担を減らすのに役立ちます。大腰筋は、私たちの動きにおいて中心的な役割を果たす筋肉です。この筋肉の健康を維持することは、腰痛の予防と身体パフォーマンスの向上の両方に寄与します。日常生活での適切なケアと運動によって、この重要な筋肉をサポートしましょう。腸腰筋腸腰筋は、大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つの筋肉をまとめて指します。上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉です。腸腰筋が固くなると・すり足になる・歩いている時につまずきやすくなる・歩くとすぐに疲れてしまう・体幹が安定せず、身体のバランスが崩れて姿勢が悪くなる・腰痛になりやすくなる・姿勢が悪くなる。猫背や反り腰になる・ポッコリおなかになる・お尻が垂れてくる・運動パフォーマンスが低下する・便秘になる腸腰筋とは:隠れたキープレイヤー腸腰筋は、日常の動作やスポーツパフォーマンスにおいて重要な役割を果たす筋肉群です。この筋肉は腹部の奥深くに位置し、脊椎から大腿骨にかけて伸びています。機能:腸腰筋の役割腸腰筋は主に体幹の安定化と下肢の動きをサポートする役割を担っています。立ち上がる、歩く、走るなどの基本的な動作において、腰椎と下肢をつなぐ重要な役割を果たします。また、体のバランスを保つ上でも中心的な役割を担っています。健康への影響腸腰筋の過剰な緊張は、腰の痛みや姿勢の問題を引き起こすことがあります。長時間座り続ける仕事をしている人々にとって、この筋肉の硬さや緊張が腰痛を引き起こすリスクを増加させることがあります。この筋肉が弱まると、体の中心部の安定性が低下し、腰痛や姿勢の悪化につながることがあります。年齢とともにこの筋肉が弱くなると、足を十分に高く上げるのが難しくなり、足先が下がりがちになります。これにより、「すり足」のような歩き方になり、小さな段差でつまずきやすくなり、転倒や骨折のリスクが高まります。トレーニングとストレッチ腸腰筋を強化するには、レッグレイズやランジは腸腰筋をターゲットにした運動を行います。ストレッチも重要で、特にヒップフレクサーのストレッチは腸腰筋の柔軟性を高めるのに役立ちます。日常生活でのケア日常生活で腸腰筋の健康を保つためには、定期的に立ち上がり、ストレッチや軽い運動をすることが重要です。長時間の座り姿勢は腸腰筋に負担をかけるため、適切な姿勢を保ちながら、定期的に体を動かすことが推奨されます。腸腰筋は、私たちの日常生活やスポーツ活動において重要な役割を果たす筋肉です。この筋肉の健康を維持することは、腰痛の予防や体のバランスの向上に寄与します。日常生活での適切なケアと運動によって、この重要な筋肉をサポートしましょう。大腰筋と腸腰筋が衰え弱くなると・・・大腰筋と腸腰筋が衰え弱くなると、骨盤が開きます。骨盤が開いてしまうと、内臓を支えきれずに下に落ち込んでいきます。するとカラダは内臓を守るために脂肪を付けていきます。これがポッコリお腹になり下腹が出たり、下半身が太くなる原因です。さらに、理想の基礎体温である36.6度から下がり、代謝も落ちてきます。体温が一度下がると基礎代謝は12%程度落ちると言われています。基礎代謝が1200キロカロリーの場合は、体温が1度落ちると、1日144キロカロリー下がることになります。