パラキャリ女子と呼ばれる自分の興味を仕事に結びつける女性たちをご存じだろうか?彼女たちはアフターファイブに取り組んでいたお稽古をビジネスに展開し、少しづつであるが実績を出し始め注目を集めている。その職種として目立つのがヨガやパーソナルトレーナーなどのスポーツサービス業である。働く女性2000人の9割が「副業に興味がある」という調査結果が上がる時代、この層をしっかりと獲得し、誠実に育て、良いつながりを築き、ビジネスのスケールアップを図りたいものだ。「パラキャリ女子」とは、パラレルキャリア女子の略語で、昼間は会社で働き、夜や休日に他の仕事をする女性たちのこと。「働き方改革」の中で「新しい女性の生き方」として取り上げられ、フラワーアレンジメントの教師、ヨガの先生やパーソナルトレーナーなどのお稽古事の延長線上にあることが多い。従来「花嫁修業のひとつ」とされたお稽古事は、今や「好きなことを仕事に」という副業目的に変わりつつあるという。技術を習得し、さらにビジネスパーソンを指導する団体に所属し、指導を受け、開業という流れを組むのが一般的になりつつある。お稽古としてスポーツサービス市場は手堅い市場である。パラキャリ女子予備軍が必ず熱い視線を送っていることは間違いのない事実。「働き方改革」をクライアントアプローチにしてみたい。求人広告の大手エン・ジャパンの調べでは正社員として働く女性2000人の9割が「副業に興味がある」と答えている。なんともうれしい調査結果ではないだろうか?