巷で言葉ばかりが騒がしい「働き方改革」。世の中どんな動きが現れているのだろう。少し気になるもので実例を探ってみた。サントリーホールディングでは、2017年の3月に従業員が働き方改革の事例を共有できる社内サイトを立ち上げた。対象はグループ12社の7千人。部署や個人が取り組んで実績が上がっている良い事例などがサイトに投稿されたり、余暇時間を有効活用するための社外ボランティア情報なども掲載されている。サイト名は「変えてみなはれ」。このサイトの中では従業員ひとりひとりの年次休暇の取得状況を部署全体で共有するなどの取り組みがなされている。同社では2018年に年次休暇の取得日数を15年比3割増の16日に増やすなどの目標を掲げている。そういえば知り合いのサントリー社員の友人「冷たい夏、ビールの売り上げが会社史上最低を記録して・・」と、嘆いていた夏も休みは1週間ぴったり取っていたっけなぁ・・・。サントリーも社員同士仲の良い、風通しの良い社風。だからこそ可能な働き方改革なのだろうなぁ。もちろん休みにフィットネスジムに顔を出す人も多いのは言うまでもないこと。