コラム
2024/11/20

BFRトレーニング(血流制限トレーニング)は、試合やトレーニング後のリカバリーにどのような効果をもたらすのでしょうか?
本コラムでは、筋肉痛の軽減やリハビリへの活用、その他のリカバリー手法との相乗効果について詳しく解説します。
BFRトレーニングの最大のメリットのひとつが、筋肉痛を早く軽減できることです。試合やハードなトレーニングが続くアスリートにとって、筋肉痛の軽減は次のパフォーマンスに直結する重要な要素です。この速やかな回復効果により、競技力の維持が可能になります。
さらに、BFRは取り入れやすさでも評価されています。たとえば「BFRベルト オリジナル」は、試合後すぐに使用でき、移動中の新幹線やバスの中でも座ったまま簡単に装着できます。追加の機器や特別な準備が不要な点が、多くのアスリートに支持されている理由のひとつです。
BFRの効果については、まだ十分なデータが揃っていない部分もありますが、多くのアスリートが「疲労回復を実感できた」と評価しています。特に、試合直後から手軽に回復プロセスを始められることが、心理的な安心感やモチベーションの維持につながっているようです。
BFRの恩恵を最大限に引き出すには、適切なプロトコルを守ることが重要です。一般的に推奨されている方法は以下のとおりです:
圧力を150~200mmHgに設定して5分間血流を制限する
その後、1分間の休憩を取る
このサイクルを3~4回繰り返す(圧をかける時間は合計20分以内)
また、リカバリー効果を高めるには、軽い運動との組み合わせがおすすめです。たとえば、以下のような運動が効果的です:
エクササイズバイクを使った軽いサイクリング
軽いウォーキング(BFRウォーキング)
これらの運動を組み合わせることで、血流促進がさらに期待できます。圧力設定は、80~120mmHgを目安にすると、快適かつ安全にトレーニングが可能です。ただし、BFRベルトの圧力は適切に調整し、トレーナーの指導のもとで行いましょう。
BFR単体でも効果がありますが、他のリカバリー方法と併用することで、さらに回復力を高めることができます。たとえば、次のような手法と組み合わせるのがおすすめです:
サイクリングとの併用:特に試合翌日のリカバリーセッション(MD+1)で活用されることが多く、持久系スポーツとの相性が抜群です。
アイスバス(冷却療法):冷却療法と組み合わせることで、炎症軽減や筋肉疲労の回復をサポートします。
アスリートごとに好みや効果の感じ方は異なりますので、BFRを取り入れる際は、自分に合った方法を見つけることが大切です。
BFRはリカバリーだけでなく、リハビリテーションでも注目されています。特に長期間のリハビリが必要なケースや、筋肉量の低下が見られる場合にその効果が顕著です。
ケガによる筋力低下や筋肉量の減少、左右非対称な筋力バランスの改善に、BFRは非常に有効です。たとえば、膝のリハビリにおいては、大腿四頭筋の筋力と筋量を短期間で回復させた事例も報告されています。また、ふくらはぎの筋肉量維持や、再発防止にも役立つとされています。
BFRトレーニング

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通常のトレーニングには1RM(1回持ち上げることが限界の重さ)の60%以上の重さを必要としていますが、BFRトレーニングでは1RMの20%程度の重さで効果を得るとができます。
BFRトレーナーズ協会は、安全で的確なトレーニングの指導を行い、正しい知識と技術を持ったトレーナーを育成し、より多くの人たちにその効果を実感してもらえるようBFRトレーニングの普及を目指します。
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