骨粗鬆症にBFRトレーニングは効く!骨を強くすれば健康寿命は3年延びる。中高年に向けて「動くからだ」「よく眠れる」「やりたいことのできるからだ」でいることのお手伝いをしているBFRトレーニングは、同時に「健康でいられること」「腰や肩の痛みを治し」「つまずかない」「転ばない」「いつまでも好きなゴルフを楽しみたい」と、全人類の楽しい老後のお約束を果たしつつ、多くの人の驚嘆の声の中前進している。BFRトレーニングは、腕や脚の付け根を専用ベルトで締め付け、血流を制限しながら行う特殊なトレーニングです。非常に軽い負荷で行うので、腱や関節に負担をかけることなく、高齢者でも安全にトレーニングすることができる。通説になっている効果は、筋力アップやダイエットなのですが、冷え性やアンチエイジング、良質な睡眠にも貢献していて、BFRトレーニングをしたその日に冷え性の改善や睡眠の質の改善を実感されることもあり、美容や健康に意識高い人たちに注目されている。さてBFRトレーニング、実は骨を強くすることが可能なのだ。骨をもっと意識すべき。骨折は寝たきりになる要因の第4位なぜ、BFRと骨の話を今回するかというと、2024年8月に健康寿命日本一が発表され長野県が選ばれたのだ(女性は7年連続、男性は2年連続一位を維持)。その健康寿命を伸ばす鍵となったのが①強い骨②十分な筋肉③なめらかに動く関節だった。骨を鍛え強い骨になれば、骨折もなくなり、寝たきりは免れる。すなわち健康寿命は延びる。と、言葉にすればあまりに当たり前のことなのだが、導き出した結果はあまりにも尊い。長野県は健康寿命を延ばすために「骨」に注目し、信州大学医学部運動機能学教室の協力のもと「かかとおとし」などの運動+栄養面の改善を15年継続している。この表は高齢者が介護が必要になった原因のグラフだが、転倒や骨折は11.8%で全体の2割近くを占め、脳卒中、認知症、衰弱に次いで4位になる。この結果を前に、長野県の導きだした結果は、くり返しになるが尊いのである。老年期の骨折はその多くの原因に骨粗鬆症があると言われる。骨がもろくスカスカになり、簡単に折れてしまい、治癒に時間がかかる。代表的な大腿骨付近、大腿骨と骨盤とのつなぎ目ふきんの骨が折れると、安静が寝たきりに、やがて全身が弱り肺炎になり死期を早める。健康寿命を伸ばすためには骨粗しょう症との向き合い方が大事になる。長野県では骨密度検査を受けてもらう→骨を強くする食事やかかとおとし体操をはじめとする運動を続けてもらう、という取り組みを徹底し、健康寿命日本一の座をキープしている。BFRトレーニングと成長ホルモン、なぜ骨を強くする?BFRトレーニングは骨を強くする。その理由をご存じだろうか。BFRトレーニングは血流に制限をかけながら行うトレーニングで、血流制限は血流を制限することで、乳酸の蓄積や筋肉の損傷によって成長ホルモンの分泌が促進され、通常の200倍とも言われているが、大切なことは、高い重量のトレーニングに匹敵する成長ホルモンの分泌を軽い負荷で引き出すことが出来るということだ。成長ホルモンは、コラーゲンの合成を促進する働きがあることから、 関節の軟骨を修復し、関節痛の改善に役立つが、コラーゲンの合成は、骨密度を高め、骨粗鬆症予防に役立つ。このことからBFRトレーニングが骨を強くし、健康寿命の引き伸ばしに大きく貢献できることがわかる。BFRトレーニングは骨粗鬆症の予防や改善に有効繰り返しになるが、BFRトレーニングによる成長ホルモンの分泌の促進は、骨の形成を促し、骨密度を高める働きがあるとされる。また同時に骨の形成を促す作用を持つIGF-1(インスリン様成長因子)の分泌も促進される。BFRトレーニングは、まだまだ知られていないカラダに有効な働きを持つ。なにより軽い負荷で行えるトレーニングだからこそ、高齢者や体力がない方でも安全に実施でき、今までにない高齢化社会の中で、必要とされるカラダに照準を合わせてトレーニングすることが可能なのだ。是非、BFRトレーナーとなりこれからの高齢化社会の中で人の快適な暮らしに役立てて欲しい。