コラム

糖質制限ダイエット時におけるサプリメントの具体的な摂取量・摂取方法 (5/6)


  • ダイエット・食事
  • 筆者:浅野 忍圡
糖質制限ダイエット時のサプリメントの具体的な摂取量・摂取方法について解説していきます。

まずは、糖質制限ダイエットにおいてケトーシスへ早期に移行することが大変重要です。
通常の食事、あるいは普通のダイエット食からローカーボ食に変更するとき、一番問題となるのが「低血糖」です。普段は炭水化物をエネルギー源にしているわけですから、急にローカーボにしたらエネルギー切れになることが多いです。

低血糖になれば糖新生(筋肉が分解されエネルギーになる現象)も起こりやすく、筋肉がどんどん分解されてしまいます。

ですから、糖質制限ダイエットを始める場合は、いかに早くケトーシス(ケトン体が血中に増加している状態)に持っていくかが重要となるのです。

徐々に炭水化物を減らしていくのはNGです。糖質制限ダイエットを目指す場合は、一気にゼロカーボとしなければいけません。
通常の場合、16時間の飢餓によってケトーシスになるとされています。

しかし断食などで飢餓状態をつくるわけにはいきません。やはり低血糖やそれに付随する糖新生が起こり筋肉が分解されてしまうからです。

ケトーシスにスムーズに移行させるためには、インスリンの分泌を促し、さらにインスリン感受性を高める(インスリンが働きやすい状態になる)ことがポイントとなります。それにより血糖値が急降下し、ケトン体を代替エネルギーとして速やかに使うようになります。

具体的には次に挙げるサプリメントが推奨されています。
ぜひローカーボに切り替える1~2日の間だけでも、試してみてください。

(1)αリポ酸:食後に300mgずつ。一日に900mgの摂取。
(2)アルギニン:食後に3gずつ。一日に9gの摂取。
(3)ケルセチン:食後に500mgずつ。一日に1,500mgの摂取。
(4)EPA:青魚を食べる場合は必要ありませんが、やはりそれ以外の食事の場合は食後にEPAとして600mg程度。一日にEPA+DHAとして2,000mg以上の摂取が好ましいです。

そのほかには、
(5)バナバ茶:毎食時に飲む。量は適当でOK
(6)シナモン:一日2杯程度
なども併せて、摂取すると効果的です。

特にアルギニンは成長ホルモンの分泌を促進するサプリメントとして有名です。

■注意事項
・体調が優れない場合には、すぐに中止してください。
・専門の医師に相談してください。

■参考著書・資料:
アスリートのための最新栄養学(上)
アスリートのための最新栄養学(下)
【世界中の研究結果から学ぶ】~博士のダイエット研究所~

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