スポーツビジネスにとって有望なクライアントゾーンは60歳以上と10歳以下という結果が伝えられているが、その60歳について「60歳からはシニア」というイメージが変わりつつあるという報告が、調査会社のリサーチ・アンド・ディベロップメント(東京・新宿)から出されている。シニアと呼べば身構えがちだが、その枠組み取り払う時が来ているようだが、これはスポーツビジネス業界にとっては、同時に顧客見込みのクライアントの層が拡がるといううれしい話になる。年齢も幸せも至って自己申告が全てだが・・・・。調査会社の調べでは「シニアという言葉から連想する年齢は「64.2歳」と、この5年間で約2歳上昇している。また60歳以上や65歳以上をシニアと思う割合は全世代で定価している。実社会では60歳を超えても働く人が増え、以前より若々しい60代が目立っている。当事者である60代後半の人たちにとっても「65歳以上はシニアだ」という問いに賛同した人は50%を下回っている。調査を始めて5年。この間に60代後半になった人の間では自分はまだシニアではないと考える人が増えているようだ。企業も定年が伸び60歳を超えても働き続ける人が目立つ。「シニア」の自覚がなくなることは体が動くということなので、良いことだと思う。その要因にスポーツビジネスの役割は大きい。これからも様々なアプローチで60代の「シニア」低年齢化に尽力したいものだ、それはすなわちクライアントの拡大ということと同じでになる。