コラム

BFRトレーニングをもっと知ろう! Part 6 血栓は大丈夫!


  • BFRトレーニング
  • 筆者:山本 義徳
【BFRトレーニングは安全におこなえる ~血栓は大丈夫!】
血流を制限するBFRトレーニング、心配になるのが血流を制限することによる副作用です。
血流が制限されるというと、すぐに思い浮かぶのが「エコノミー症候群」ではないでしょうか。
飛行機の中などでずっと同じ態勢(座りっぱなし)をとったままでいると、脚やお尻の血管が長時間に渡って圧迫されます。すると血流も長時間に渡って制限されますが、それが原因となって血栓ができてしまいます。

血栓ができても、普通はすぐに溶けて血液に戻るため、問題はありません。しかし血栓が溶けずに脳や肺の細い血管に詰まってしまうと、脳梗塞や肺梗塞が起こる可能性があるのです。これがエコノミー症候群の原因です。

ただしエコノミー症候群は、かなりの長時間に渡って同じ態勢を取り続けていることが原因です。少し座っていただけで血栓ができるようでは、飛行機内に留まらず、電車や学校、会社などはエコノミー症候群だらけになってしまいます。

BFRトレーニングでは、血流制限の時間を腕の場合は10分以内、脚の場合は5分以内に留めるようにしています。これくらいの時間でしたら、血栓が問題となることは、まずありません。

なぜ腕は10分、脚は5分なのでしょうか。腕に比べて脚は血管が太く、血流も多いため、それだけ大きな血栓をつくることができます。また万が一、脚で血栓ができたとすると、それはダイレクトに肺や脳に到達することが可能です。

逆に腕の場合、血管が細く、血流も少ないため、血栓ができたとしても小さめのものになります。さらに脇の下のあたりは細い血管ばかりですので、たとえ腕で血栓ができたとしても、そこで引っかかってしまい、脳や肺に到達する可能性が小さくなります。
これらの理由により、腕のほうが脚よりも長い時間に渡って血流制限を行うことが可能になるのです。

またBFRトレーニングの場合、圧迫の強さも入念に考慮されており、トレーニング効果は十分にあるいっぽうで、血栓ができてしまう心配は必要ないような圧力に設定されています。

安全な圧迫時間、安全な圧力。この二つがBFRトレーニングの大きな特徴です。BFRトレーナーの資格を取得しているトレーナーの元で行うのでしたら、なんの心配も要りません。安心してBFRトレーニングを行ってください。

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