コラム
2023/07/07

【BFRトレーニングはミトコンドリアを増やす!】
私たちの身体はATP(アデノシン三リン酸)をエネルギーとして使っています。このATPを作り出すために重要な働きをするのが「ミトコンドリア」です。
はじめてランニングをすると、息が上がります。最初はキツイのですが、だんだん慣れてきます。これはランニングを続けることによって、ミトコンドリアが増えたからです。
残念ながら年齢を重ねるにつれ、だんだんミトコンドリアは減ってしまいます。またミトコンドリアの「質」も悪くなっていきます。通常は老化が早まらないように老化を止めたり、癌になるのを防いだり、遺伝子を修復したりするようにミトコンドリアが働いてくれるのですが、加齢によってミトコンドリアの質と量が低下すると、そうした働きが徐々に喪われていきます。
すると、老化が促進されてしまいます。老化が促進されると、さらにミトコンドリアが減少し・・という悪循環により、私たちの身体はどんどん蝕まれていってしまいます。
こうならないようにするためには、ミトコンドリアを増やし、質を良くするしかありません。「運動」をすることで、それが可能となります。しかし過度の運動は活性酸素を大量に発生させてしまい、逆に老化を促進してしまいかねません。
そこでBFRトレーニングです。BFRトレーニングを行うことによって、PGC-1αという物質が増えます。(※1)これは遺伝子の働きを制御するもので、ミトコンドリアの合成を促進する作用があります。
私たちの身体がATPを作り出すときは、酸素を使う場合と酸素を使わない場合があります。しかし殆どの場合は酸素を使ってATPを作り出す流れで、このときにミトコンドリアが活躍します。
BFRトレーニングは血流を制限するため、筋肉を中心とした組織への酸素の供給が途絶えがちになります。その状況で運動するわけですから、少しでも有効に酸素を利用しなければなりません。
そのため、BFRトレーニング時にはミトコンドリアを増やし、酸素を有効に利用しようとする働きが体内で起こるのでしょう。
なおBFRトレーニングは短時間で終わるため、活性酸素の発生も最小限に抑えられます。
※1:
Acute and chronic effect of sprint interval training combined with post-exercise blood flow restriction in trained individuals.
Exp Physiol. 2015 Sep 22. doi: 10.1113/EP085293
BFRトレーニング

不眠ループをBFRで
「あぁ、また今日も寝つけない……」時計の針が深夜2時を回る絶望感。枕を買い替え、アロマを焚き、スマホを遠ざけても、頭の中の「反省会」が止まらない。そんな夜を過ごしていませんか?もし、あらゆる安眠グッズ...
齊木 英人

「脳の洗浄タイム」─BFRトレーニング
脳の霧を振り払い、思考の「解像度」を上げる――BFRトレーニングがもたらす、知られざる覚醒の科学先日、私のセッションを受けに来られたある経営者の方が、トレーニングを終えてベルトを外した瞬間に、ポツリと...
齊木 英人

BFRトレーニングが「感動の連鎖」を生む
澤木一貴です。これまでのコラムでは、BFRトレーニングの「科学的根拠」や「ビジネスモデル」、そして「医療との連携」といった、少し硬派でロジカルな側面を中心にお話ししてきました。 今回は、トレーナーとい...
澤木 一貴

BFRで高単価・時短セッション
澤木一貴です。これまで、市場分析から基礎理論、そしてターゲット層の拡大(女性・高齢者)についてお話ししてきました。 今回は、いよいよ皆さんが最も気になっているであろう「ビジネスの本丸」、つまり「収益構...
澤木 一貴

BFR「ある絶対条件:安全性」
澤木一貴です。前回は、経営者層をターゲットにした「時短・高単価」という、かなり攻めたビジネスモデルについてお話ししました。 「30分で売り上げを倍にする」 ワクワクしましたか? それとも「そんなにうま...
澤木 一貴

BFRのアンチエイジング効果とリハビリ
澤木一貴です。ここまで、第1回で「市場分析」、第2回で「基礎理論」、第3回で「ファンクショナルトレーニングとの融合」についてお話ししてきました。 少しずつ、BFRトレーニングが単なる「流行りの筋トレ」...
澤木 一貴
通常のトレーニングには1RM(1回持ち上げることが限界の重さ)の60%以上の重さを必要としていますが、BFRトレーニングでは1RMの20%程度の重さで効果を得るとができます。
BFRトレーナーズ協会は、安全で的確なトレーニングの指導を行い、正しい知識と技術を持ったトレーナーを育成し、より多くの人たちにその効果を実感してもらえるようBFRトレーニングの普及を目指します。
© BFR Trainers Institute 2025