コラム

BFRトレーニングにおける圧力は強い方が良いと思われがちですが、実はそうでもなく、むしろ軽い圧のほうが成長ホルモンを多く出すという研究もあるくらいで、無暗に強く締めるのはデメリットの方が多いため、あまりお勧めできません。
レジスタンストレーニングにおけるBFRの圧はいろいろと調べられていますが、サイクリングの場合はどうでしょうか。
平均24.6歳で運動経験のある男性21名を対象にし、さまざまな圧でサイクリングを行わせました。(※)
まずはBFRなしで高負荷(70%Ppeak, 90%VO2peak)で5分間行い、その後に動脈閉塞圧(AOP)の40%あるいは50%、60%、70%、80%でBFRをしたうえで、軽めの負荷(40% peak power , 60%VO2peak)で5分間のサイクリングを6回行いました。
被験者の平均動脈閉塞圧は311±31mmHgですので、だいたい124mmHg~248mmHgで行ったということになります。
その結果、圧力に関係なく、BFRは高負荷よりも心拍数や血中乳酸値が高くなり、組織酸素飽和度は低くなりました。

この研究より、動脈閉塞圧の40%に相当するBFRでも十分に酸素飽和度を下げられ、乳酸も発生させられるということがわかりました。
なおこの研究では、脚の太さによって必要とされる圧が変わるということが数値で示されています。脚周りが45~50cm以下の場合、40%AOPにするのに80mmHgが必要なのに対し、60cm以上の場合は140mmHgが必要となります。
BFRトレーニング

0.2秒の世界で打ち勝つ!卓球選手が「BFRトレーニング」を選ぶ理由
卓球台の全長はわずか274cm。トップ選手のスマッシュは時速120kmを超え、自分が打ったボールが相手コートで打ち返され、自分の元へ戻ってくるまでの時間はわずか0.2秒〜0.4秒しかありません。卓球が...
大谷 友里

がん患者へのBFRトレーニングは「絶対禁忌」なのか?変わる医学的常識と新しい可能性
運動指導現場で深まる「がんサバイバー」へのアプローチ日本の2人に1人が生涯でがんに罹患すると言われる現代において、フィットネスクラブやパーソナルジムに「がんの治療中」または「がんを克服した(がんサバイ...
大谷 友里

「脳が疲れたから休む」のその先へ。BFRで脳をリセットするという新習慣
最近、午後を過ぎたあたりから、どうにも頭がぼんやりして、集中力が続かない。そんな感覚はありませんか。メールの返信にやけに時間がかかったり、同じ資料を読み返しているのに頭に入ってこなかったり。いわゆる「...
齊木 英人

不眠ループをBFRで
「あぁ、また今日も寝つけない……」時計の針が深夜2時を回る絶望感。枕を買い替え、アロマを焚き、スマホを遠ざけても、頭の中の「反省会」が止まらない。そんな夜を過ごしていませんか?もし、あらゆる安眠グッズ...
齊木 英人

「脳の洗浄タイム」─BFRトレーニング
脳の霧を振り払い、思考の「解像度」を上げる――BFRトレーニングがもたらす、知られざる覚醒の科学先日、私のセッションを受けに来られたある経営者の方が、トレーニングを終えてベルトを外した瞬間に、ポツリと...
齊木 英人

BFRトレーニングが「感動の連鎖」を生む
澤木一貴です。これまでのコラムでは、BFRトレーニングの「科学的根拠」や「ビジネスモデル」、そして「医療との連携」といった、少し硬派でロジカルな側面を中心にお話ししてきました。 今回は、トレーナーとい...
澤木 一貴
通常のトレーニングには1RM(1回持ち上げることが限界の重さ)の60%以上の重さを必要としていますが、BFRトレーニングでは1RMの20%程度の重さで効果を得るとができます。
BFRトレーナーズ協会は、安全で的確なトレーニングの指導を行い、正しい知識と技術を持ったトレーナーを育成し、より多くの人たちにその効果を実感してもらえるようBFRトレーニングの普及を目指します。
© BFR Trainers Institute 2025