コロナ禍も長くなった。春を迎えて、改めて昨年の今ごろを思い出す。この1年なんだったんだろう。足踏みをすることも許されないから、とにかくもがくように活動をしたパーソナルトレーナーも少なくないはずだ。すべての日本人がスタートを意識する4月だから、あらためてかんがえてみよう。アフターコロナの新しい日常って、パーソナルトレーナーにとってはどんなもの?どんなことが待っているんだろう。そんなことをよく尋ねられる。答えは一つだ。「気持ち一つでなんでもできる時代になったんだ」ってことを覚えておきたい。世の中はネット社会。完璧にネットの中でなんでもできる。アバターを使ってトレーニングジムに行くことができ、その場で学んだことを家でもくもくと実践をする。どんな情報も開示されていて、一流選手のトレーニングの方法、食事の内容、古今東西を問わず手に入れることができる。こんな時代はかつてなかった。その背景を持って興味のある人たちはそれぞれに素晴らしい情報網を持ち、自分なりの情報を収集し、研究し、そしてその成果を情報交換している。ネットを覗くと○○選手のパーソナルトレーナーをしている。という人が平気でFaceBookやインスタでコミュニケーションを試みている。てらいもなく自分から「〇〇です」と、アプローチをしたが勝ちなのだ。ネット社会、気持ちひとつでなんでもできる時代。それが今。パーソナルトレーナーだからこそ自分なりのフィールドを自分の力で築きあげたいものだ。情報が全て、情報を制した者が勝つ時代。