いつの頃からかスポーツは、これからの日本の主要産業になると言われ始めた。その市場は15兆だという。なんで?どこが?と、実際にパーソナルトレーナーやアスリート、ジム経営などの面々から聞く話はそれほど好況なのかな?という感じだったのだが・・。その根拠が「日本再興戦略2016」に記されていた。これはアベノミクスの3本の矢のひとつ。日本で新しい有望成長市場を創出しよう!というもの。平たく言えば、「儲かるマーケットを官民で育てよう」というのだ。その中には5つの柱があって、1.第4次産業革命の実現2.世界最先端の健康立国へ3.環境・エネルギー製薬の克服と投資拡大4.スポーツの成長産業化5.既存住宅流通・リフォーム市場の活性化と続くのだが、スポーツはその4番目。その具体的な目標を、現状の5.5兆の市場規模を15兆円に、スポーツ実施率を40.4%~65%に掲げている。今まで週に1度しかスポーツをしていない人を2回にするだけで、市場規模は3倍になる。そう言われてみればなんとなく実現しそうな気がしてくる。開催まで1年を切ったオリンピック2020、キャラクターグッズの販売が売り上げを伸ばしている。これもスポーツ市場で展開しているビジネスだ。負けてはいれない。もっと核心のスポーツの現場にいるBFRトレーナーがその甘い果実を手にしなければならない。(つづく)